【子宮内膜症治療記録⑩】入院4日目( 腹腔鏡手術 2日後)

最終更新日

サムネ10

子宮内膜症で 腹腔鏡手術 を受けるアラサー女子が入院生活の様子を赤裸々に語っていきます。

手術・入院期間は1日ごとに時系列に沿って記録していきます!
入院期間は2022年1月15日から1月19日(4泊5日)

さらっと私の状況をおさらい。

  • 1993年生まれの29歳
  • 独身(子なし、妊娠・出産経験なし)
  • 生理痛と肌荒れがひどいため、2022年12月ピルをもらいに産婦人科へ。その際に、右卵巣が大きく腫れているのをエコーで発見
  • 後日大きな病院で精密検査する
  • 子宮内膜症が卵巣に転移した「卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)」と診断(嚢胞の直径は7.5cm)
  • 2023年1月に手術が決まる

診断やこれまでの治療の様子については、【子宮内膜症治療記録】と題してまとめています。
入院や手術の様子についてもコツコツ記録中。
これまでの記事をチェック↓↓↓

【子宮内膜症治療記録】
①体調不良と産婦人科受診のキッカケ
②産婦人科受診編
③術前検査編(初めてのMRI検査)
④入院アイテム、心と体の準備編
⑤手術前説明編( 腹腔鏡手術 )
⑥締め付けレスの快適ショーツ作成編

入院生活の様子はこちら↓↓↓

⑦入院1日目( 腹腔鏡手術 の準備)
⑧入院2日目( 腹腔鏡手術 当日)
⑨入院3日目( 腹腔鏡手術 翌日)
⑩入院4日目( 腹腔鏡手術 2日後)
⑪入院5日目( 腹腔鏡手術 3日後)

退院後の記事はこちら↓↓↓

保存版!入院アイテムリスト
術後の痛み徹底レビュー!

入院4日目(腹腔鏡手術2日後)の記録

腹腔鏡手術2日目の目標

腹腔鏡手術の2日後。
すでに点滴やカテーテルの管はすべて外れたものの、やはりお腹の傷が痛く憂鬱な朝。

今日はブログを書いて、コンビニに買い物へ行くのを目標に頑張るつもりだ。


6:00 起床

おはようございます〜!
朝ですよ〜

相変わらず、時間ピッタリに突然照明がつくものだから驚いて起きてしまう。飛行機でも朝食前にこうやって一気に照明をつければ、お客さんみんな起きてくれたのだろうか。

いままでの日程は起きてすぐに浣腸や採血があったけど、今日はとにかくたくさん歩いて回復に専念するだけの日。朝ごはんまで何も予定がない。

手術の緊張感が抜けてリラックスしているのか、しっかりと二度寝。笑

7:30 朝ごはん

1/18朝食

− MENU −

  • バターロール
  • 卵と野菜のソテー
  • ワカメとエノキのスープ
  • 液状ヨーグルト
  • いちご

パン!!!術後初めての常食。
しかもホッカホカ。嬉しい。

久しぶりに普通の食事っぽいものを食べた。

そしてこのタイミングでなんと、配膳されたトレイを自分で返却することができるようになった。昨日までは点滴を引っ掛けるやつ?を杖代わりにしないと歩けなかったのだから、これでも十分大きな進歩。

そして何故か睡魔に襲われてふたたび寝る。笑

9:30 退院後の生活指導

ウトウトしていると、看護師さんがプリントを持ってきて、退院後の生活についてあれこれ教えてくれる。「あれこれ」というのは「退院後どのくらいで何ができるのか」といった事項のこと。

このあたりはブログを読んでいるみなさんが気になるところだと思うので少し詳しく書いておこう。

※あくまでも私が受けた指導なので、ご参考程度に

  • 軽めの運動は退院後1週間経ったらOK
  • 激しい運動は退院1ヶ月後の診察まで控える
  • アルコールは退院後1週間経ったらOK
  • 入浴・プールは退院1ヶ月後の診察まで控える
  • 性生活は退院1ヶ月後の診察まで控える
  • デスクワークは退院翌日からOK
  • 立ち仕事などは退院日に先生と要相談
  • ウォーキングやお散歩など、息切れしない程度の運動はむしろどんどん積極的にやってほしい

とのこと。ほぅほぅ…

あとは…

  • 高熱が2日以上続く
  • 血の塊がたくさんでる
  • 傷口が膿んで体液が出ている

上記の場合は、まず電話で病院に知らせて先生の指示を仰ぐように。

ふむふむ。

お酒をしばらく飲めないのは、ビール大好き人間としてはツライが我慢しよう。その代わりに、コーヒーをたくさん飲もう。

10:00 腹腔鏡手術後の痛みと格闘

病室だとタイピング音が迷惑になるかもしれないので、談話室でずっとブログを書く。

しかし、とにかく肩と横隔膜が痛くて苦しい。時々動けないくらい痛い。

先生によると、腹腔鏡手術の最中は二酸化炭素でお腹をパンッパンに膨らませて臓器を見えやすくしているらしい。その二酸化炭素が、神経を伝って身体の外に出ていくのでこの痛みが生じるらしい。

例えるなら、、、

横隔膜の苦しさは、着物の帯をものすごーーーくキツく締めてる感じ。息を半分くらいまでしか吸えないような苦しさ。

肩は、例えるならレベルMAXの肩こり

うぉぉぉぉ…
イタタタタタ……

とか言いながら談話室でずっとパソコン。寝っ転がってるよりはいいリハビリになりそう。

11:30 昼ごはん

1/18昼食

− MENU −

  • ごはん150g
  • 白身魚のムニエル
  • 生野菜サラダ
  • スープ煮
  • コーヒーゼリー

ごはんをたくさんたべられるようになってきたと思いきや、先ほどの横隔膜が苦しすぎてあまり量を食べられない。半分くらいでリタイア。

12:00 ふたたび痛みと格闘

ベッドで横になり、フーッフーッと呼吸をしながら肩や横隔膜の痛みと闘う。二酸化炭素が抜け切るのを待つしかないけど、とにかく早く治したい!!!

なぜなら!!!!

14時になったら!!!!

セブンに行けるのだから!!!!

(コロナ感染防止のため、入院患者がコンビニやカフェに行く時間は14〜16時のみと決められていた)

14:00 念願のセブン

入院着の甚平を着て、おなかの傷を覆うように前屈みで、まるで亀のようなペースで、念願のセブンへGO!!!

外来の患者さんたちに「あの人めっちゃお腹痛そう……」という目で見られるけど、仕方ない。これ以上は背筋を伸ばせないのだから。

どうにかセブンまで到着し、お目当てのコーヒーとスイーツとお茶を購入。幸せすぎる。

(病棟から1階に降りて、コンビニに行くだけなのに30分も時間がかかってしまった。)

14:30 ひたすらPC作業

スイーツを片手にコーヒーを飲みながらのPC作業は、捗る捗る。少しずつ日常を取り戻している感があって嬉しい。

あまりにもずっと談話室でパソコンいじってるもんだから、看護師さんが談話室まで血圧や体温を測りに来てくれた。(スミマセン…)

術後の体調も傷口の様子も問題ないので、予定どおり明日退院するつもりで荷物をまとめておいてくださいね〜!

いよいよ明日、退院できることになったのでウキウキだ。
まだまだお腹や肩は痛いけれど、頑張れる。

18:30 夜ごはん

腹腔鏡手術2日後(1/18)夕食

− MENU −

  • じゃこごはん150g
  • 豆腐ステーキ野菜あん
  • ごぼうサラダ
  • 味噌汁
  • りんご

とにかく早く回復したいから、たくさん食べる。ほぼ完食。相変わらずホカホカだ〜。

19:00 腹腔鏡手術後初のシャワー

はい!
待ってました!
術後初のシャワー!!!!

恐る恐る、傷口を見てみるとこんな状態。

腹腔鏡手術後のテープの様子

実際、傷のシルエットは一切透けていないので正方形のテープが4つあるだけ。

傷口しみるかな〜と心配してたけど、テープのおかげなのか、まっったくしみなかった!

そんなこんなで、シャワーは意外とすんなり浴びることができた。

ただ…

ひとつだけものすごく痛かったのは、血栓防止の弾性ストッキングを脱ぐ&履く行為。これはベッドの上などでゆっくり着脱することをおすすめします。想像以上に腹筋使います。

洗面所で履こうとしたら痛いのなんの。泣

19:30 家族とテレビ電話

コンビニに行けたこと、ひとりであるけるようになったことを報告。
いよいよ明日退院なので、お迎え時間の連絡も忘れずに。

あとは荷物をまとめて寝るだけだ〜!!

20:00 退院前診察について

明日の朝は8:45に退院前診察があるので、時間になったら下の外来窓口まで行ってくださいネ〜!

明日の午前で退院予定とは言われているものの、そのまえに、本当に退院して大丈夫かどうかの見極め診察があるらしい。というか病院の先生って外来の前後やスキマ時間にこうやって入院患者も診察してるのね、、、。

ほんとすごい。大尊敬。

21:30 消灯

早寝早起きな生活リズムにもなんとな〜く慣れてきたところで、もう退院。長いようであっという間だった4泊5日。とにかく全て順調に進んで、最短で退院できるみたいでよかった。

昨日から生理がきていて、お腹の調子が悪いのでロキソニンを飲ませてもらった。

明日の退院後何食べようかな〜と思いながら、しっとり眠りにつく。

腹腔鏡手術 2日後(入院4日目)まとめ

前回に引き続き、私なりにですが手術2日後のまとめ。
※あくまで体験談として参考程度に。

  • 食事OK(病院食以外もOK)
  • 飲み物はアルコール以外OK
  • 食事はすべて常食を提供される
  • 点滴を外したので薬が必要な時は飲み薬
  • 肩こりのようなひどい痛みあり
  • 横隔膜がとにかく苦しい&痛い
  • 全身麻酔後の体調不良なし(私の場合)
  • 談話室で数時間パソコン作業できるくらいに回復
  • 術後初のシャワー浴OK
  • Airpodsは相変わらず大活躍
  • お腹はズッシリ+切り傷の鋭い痛み

次回は入院最終日(退院当日)の様子をお届けします、お楽しみに!

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1993年生まれのこじらせアラサー女子。 2022年12月に婦人科系疾患【子宮内膜症・卵巣嚢胞】と診断されたことがキッカケで治療記録のブログを始める。 元国際線CA / 現職は商品開発部 / 上級睡眠健康指導士 / 英語科教員免許あり