【子宮内膜症治療記録⑤】 腹腔鏡手術 手術前説明(術式/麻酔/合併症リスク)編

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こんにちは!AIです。今回は 腹腔鏡手術 についての術前説明記録をシェアします。

年末年始のバタバタも落ち着いてきた時期ですが皆さま体調はいかがでしょうか。

診断やこれまでの治療の様子については、【子宮内膜症治療記録】と題してまとめています。
入院や手術の様子についてもコツコツ記録中。
これまでの記事をチェック↓↓↓

【子宮内膜症治療記録】
①体調不良と産婦人科受診のキッカケ
②産婦人科受診編
③術前検査編(初めてのMRI検査)
④入院アイテム、心と体の準備編
⑤手術前説明編( 腹腔鏡手術 )
⑥締め付けレスの快適ショーツ作成編

入院生活の様子はこちら↓↓↓

⑦入院1日目( 腹腔鏡手術 の準備)
⑧入院2日目( 腹腔鏡手術 当日)
⑨入院3日目( 腹腔鏡手術 翌日)
⑩入院4日目( 腹腔鏡手術 2日後)
⑪入院5日目( 腹腔鏡手術 3日後)

退院後の記事はこちら↓↓↓

保存版!入院アイテムリスト
術後の痛み徹底レビュー!


今日は1/12。昨日受けてきた術前の診察と術前説明について情報をシェアします。
大きく分けて説明は5つ。

  • 手術の方法について
  • 手術で起こりうる合併症などのリスクについて
  • 輸血のリスクについて
  • 麻酔の方法について
  • 麻酔のリスクについて

人生で初めての入院なので、全てのことが初めてでアタフタ。すごく不安だけど、弟が付き添って一緒に説明を聞いてくれた。ありがとう〜

1. 腹腔鏡手術 の方法について

まずは主治医の先生と一緒にMRIの画像を見ながら嚢胞(病変)の位置やサイズ、状態を確認。

その後に今回の術式「腹腔鏡手術」について、イラストを見ながら先生が説明してくれました。

腹腔鏡手術とは、お腹に数カ所の穴を開けて器具を挿入し、内視鏡カメラで内部の様子を確認しながら行う手術とのこと。お腹を切開する「開腹手術」よりも傷が少なく、術後の回復が早い術式なのだとか。

もちろん、内部の状態によっては途中で開腹手術に移行する可能性もあるみたいです。

傷口の想定位置や傷口の大きさ、手術の手順についてもわかりやすく教えていただいた。
傷口のイメージはこんな感じ↓↓↓↓

腹腔鏡手術 傷口の様子

傷口が少ないので美容的に優れている一方で、この術式で手術できる病院が限られていることと、体内の様子を肉眼で見ることができないという短所があるらしい。

術後、眠れない時の眠剤や吐き気止め、痛み止めの薬は点滴に追加することができるので、症状がひどい場合は遠慮なくナースコールを押して看護師さんに知らせて下さいネ。

2. 腹腔鏡手術 のリスクについて

今回の手術の場合、想定される合併症として「腸閉塞」「血栓症」があると説明を受けました。

「血栓症」はエコノミークラス症候群という名前でよく知られる疾患。同じ姿勢を取り続けることで血の塊ができ、血管を塞いでしまう病気のこと。術中は同じ体勢を数時間とりつづけるうえに術後は起き上がることができないため、血栓症予防のために、手術中〜手術後はフットポンプ(常に膝下をマッサージし続けるポンプ)を装着するとのこと。

「腸閉塞」は、腹膜炎や腹部の手術後に起きる癒着がもとで、腸管が曲がったりふさがったりする病気のこと。悪化を避けるために、術後しっかりと休んだ後は無理のない範囲で歩いたり体を動かしていくことが大切らしい。

腸閉塞や血栓症を防止するためにも、術後の翌日からは積極的に起き上がって歩いたりして、どんどん体を動かしていきましょう〜!

この他にも起こりうる合併症やそのリスク、輸血が必要となった場合の感染症リスクなどについてもお話ししてもらい、手術当日に同意書を持ってきてくださいと指示を受けて、主治医の先生とのお話は終わり。次にお会いするのは入院当日か、ドキドキ。

3. 麻酔の方法・麻酔のリスクについて

腹腔鏡手術 麻酔の様子

今回の手術は「全身麻酔」で行われる。

場合によっては「局所麻酔」(手術する部位とその周辺だけに麻酔をかけること)と併用することもあるとのことだが、私の場合は全身麻酔のみでOKらしい。

  • 点滴から血液の中に麻酔薬を投与すること
  • 麻酔中に人工呼吸器(経口チューブ)を装着すること
  • 手術前後の絶飲絶食期間
  • 絶飲絶食しなければならない理由
  • 手術後、麻酔が冷めるまでの時間と身体の様子
  • 麻酔薬で起こりうるリスク

以上をわかりやすく説明してもらった。

私は朝一番の手術(午前9時から)ですが、当日の朝7時以降は絶飲し、前日の夜ご飯以降は絶食。手術後に飲食ができるのは翌日の朝から。まるッと24時間は絶飲絶食ということだ。

実は、麻酔科医の先生とお話しするのは初めての経験。
きっとものすごく難しいメカニズムの内容を私にもわかるように端的に説明してくださってありがたかった。意識がなくなった次の瞬間には手術が終わっているというのだから、不思議だ、、、、。

麻酔科医の◯◯です!
手術中もずっとお顔の近くで見守っていますから、安心して下さい。
不安なことはなんでも聞いて下さいね

術前説明も終わり、いよいよ入院まであと3日。入院アイテムの準備もしつつ、体調を整えて挑もう。

退院後は、【保存版】子宮内膜症の腹腔鏡手術の入院アイテムリストと称してオススメ商品などを紹介していく予定です。

【子宮内膜症治療記録】はこちら!



Twitterを毎日更新しています!入院や手術前後の様子をリアルタイムで更新予定。

1993年生まれのこじらせアラサー女子。 2022年12月に婦人科系疾患【子宮内膜症・卵巣嚢胞】と診断されたことがキッカケで治療記録のブログを始める。 元国際線CA / 現職は商品開発部 / 上級睡眠健康指導士 / 英語科教員免許あり