【写真あり】 腹腔鏡手術 の傷跡経過どんな感じ?アトファインの効果もレビューします!

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腹腔鏡手術 傷跡の記録 サムネイル

2023年1月16日に 腹腔鏡手術 を受けてから、早くも1ヶ月半ほど経過。今回は手術直後から退院1ヶ月半後までの傷跡経過について写真つきでご紹介していきます!

いつも読んでくださっている皆様へ

皆様のおかげで、このブログはたくさんの方々に読んでいただけるようになってきました。

すでに腹腔鏡手術を受けた方、他の術式を乗り越えてきた方、これから腹腔鏡手術を控えている方、手術を受けようか迷っている方、子宮内膜症や卵巣嚢腫の疑いがある方、そしてその周りでサポートするご家族やパートナーの方々。色々な人に届けられるようありのままの体験談をこれからもお届けしていきます。

これからもよろしくお願いします!

診断やこれまでの治療の様子については、【子宮内膜症治療記録】と題してまとめています。
入院や手術の様子についてもコツコツ記録中。
これまでの記事をチェック↓↓↓

【子宮内膜症治療記録】
①体調不良と産婦人科受診のキッカケ
②産婦人科受診編
③術前検査編(初めてのMRI検査)
④入院アイテム、心と体の準備編
⑤手術前説明編( 腹腔鏡手術 )
⑥締め付けレスの快適ショーツ作成編

入院生活の様子はこちら↓↓↓

⑦入院1日目( 腹腔鏡手術 の準備)
⑧入院2日目( 腹腔鏡手術 当日)
⑨入院3日目( 腹腔鏡手術 翌日)
⑩入院4日目( 腹腔鏡手術 2日後)
⑪入院5日目( 腹腔鏡手術 3日後)

退院後の記事はこちら↓↓↓

保存版!入院アイテムリスト
術後の痛み徹底レビュー!

腹腔鏡手術 傷跡経過記録!

腹腔鏡手術 直後
術後初の全身全霊セルフィー(笑)

ではでは早速、腹腔鏡手術の傷跡について
① 腹腔鏡手術 直後
② 退院時
③ 退院1週間後
④ 退院2週間後
⑤ 退院1ヶ月後

という時系列に沿って経過をみていきましょう。

(①だけあまりにも具合悪かったので写真ないです!)

※腹腔鏡手術は傷跡が目立ちにくい低侵襲の手術ですが、傷跡の写真などが苦手な方はくれぐれも閲覧ご注意くださいね。

そもそも腹腔鏡手術ってなに?という方は、こちらのページにかなりわかりやすく書いてあるので一度読んでみてください!

① 腹腔鏡手術 直後

腹腔鏡手術 直後の傷

先ほどの写真のグッタリ具合でお分かりのとおり、入院中は写真を撮れる状況ではなかったので実際の写真がないのです。ごめんなさい〜。代わりにイラストを見てね。

おへそと下腹部の傷3箇所、計4箇所に茶色い正方形のテープが貼ってあり、傷自体は全く見ることができない状態です。手術の2日後にはシャワーの許可が出たのですが、シャワーの際も茶色いテープは剥がしちゃダメだったので入院期間は自分のお腹がどんな見た目になっているか全く想像もつきませんでした!

とにかく痛かったので、シールを剥がしたらものすごいことになっているのではないかと想像ばかり膨らませて勝手に落ち込んでました(泣)

② 退院時

腹腔鏡手術 退院時の傷

退院の日の朝に「退院前診察」を受け、先生が茶色いテープを剥がしてくれました。恐る恐る傷を見てみると、こんな感じ。白い半透明のサージカルテープが傷を横断するように貼ってありました。傷の長さとサージカルテープの幅がほとんど同じだったので、ここでもまた「傷本体」とはちゃんと対面できず…でした。

なんとなく赤黒くカサブタになっているのが透けて見えるので、傷のシルエットくらいなら見ることができます。ところどころ、黄色く変色して内出血しているところもありますね。

そしてなんといっても未知なのがオヘソです。こんなに凹んでて不安定な場所に、これだけ長い期間サージカルテープがくっついていられることに感動。早く剥がしたい気持ちがどんどん膨らみます。

実際の写真はこんな感じ↓↓↓

腹腔鏡手術 退院時の様子
まじでオヘソが未知すぎる

白いテープは無理に剥がさず、自然に剥がれるのを待ってくださいね〜。

剥がれた後はそのままでもいいですし、アトファインやレディーケアを貼っても良いですよ〜。

うぅ。自然と剥がれる前に
無理やり剥がしちゃいそうだなぁ。

ちなみに、入院中のシャワー含めて「傷跡がしみる」という経験は一切なかったです。ボディーソープを泡立てて優しく洗うようにしてました。

③ 退院1週間後

退院して1週間が経過すると、少しずつ起き上がって動いたり歩いたりする時間が増えることもあり、白いテープが剥がれてきます。おへそ以外の3箇所にはアトファインSSサイズを貼って過ごし、1週間に1回くらいのペースで張り替えてずっと過ごしています。

この記事を書いている現在も、アトファインを3箇所に貼ってます!

そして、なぜかおへそのテープが一番しぶとい。早く見たいのに一番剥がれない。結局、おへそのテープが完全に剥がれるまでは退院から10日ほどかかりました。

おへそテープ剥がれた日の写真はこちら↓↓↓

腹腔鏡手術 アトファイン

手術前のおへその写真があればよかったのに、撮り忘れました(泣)

とにかくおへその見た目は以前も現在もこんな感じです。ほんとにこのおへそを通じてお腹の中を手術したのかと疑ってしまうくらい、上手に手術&縫合してもらいました。

ここで少し余談ですが……

同じ腹腔鏡手術でも、病変(嚢腫や筋腫など)をおへそから取り出す方法膣から取り出す方法があるそうです。病変の種類、サイズ、癒着の状態によってできるできないはもちろんあると思いますが、セカンドオピニオン聞く際などは術式だけでなく「どこから病変を取り出すのか」を聞いてみるのもアリかもしれません。

私の場合は直径7.5cmの嚢腫(中身は血液)を膣から取り出してもらいました。

そのおかげもあってか、おへそや下腹部には最低限の傷跡のみで内出血も少なく済んだのではないかと推測してます。

④ 退院2週間後

退院から2週間経ってようやく傷跡の全貌が見え始めました。

一番気になっていたおへその形は手術前とほとんど変わらない見た目。白いテープが剥がれてから、おへそには何も貼らずに完全に放置してます。最初は黒いゴマのようなカサブタのようなものが出てきましたが、シャワーのタイミングなどに優しく洗って取り除きました!

下腹部の傷は、表面に赤黒いカサブタがあるけど出血はなし。アトファインを貼り直すタイミングでカサブタが一緒に剥がれることで徐々に綺麗になっていきます。

勢いよく剥がすと出血しそうになるので、優しく剥がすことをオススメします!

おへそも下腹部も共通しているのは、表面を触ると少しコリっと盛り上がっていること。しこりのような感じなので「おや?何か入っているのでは?」と不安になりますが、少しずつ柔らかくなって次第にしこりは消えていきます。内部の組織(筋肉など)がくっついていく過程で固くなるらしい。

アトファインについての詳しいレビューはこちらを見てみてくださいね!
【腹腔鏡手術の傷跡ケア】アトファイン徹底レビュー!

テープやアトファインなしの写真はこちら↓↓↓

腹腔鏡手術 傷口写真

おへそに透明なカサブタのようなものがありますが、勝手にポロっと取れました。

少しだけ下腹部傷の周りが赤いかな?という気もするけど痒みなどは一切なし。

術後の下腹部ぽっこり感もなくなってきます。
傷の位置はショーツで隠れやすいようにできるだけ下の方にしてもらいました。

写真を撮るときはギリギリの位置までショーツを下げているので、普通のショーツ(?)を履いている限りは傷がまったく見えないです。Tバックのように、布面積の少ないパンツだと傷見えてしまうかもしれないです。

少し股上の深めなビキニとかなら余裕で着れると思います。

(実際に着る予定があるかどうかは別問題です…笑)


⑤ 退院1ヶ月後

腹腔鏡手術 1ヶ月後傷
どんどん目立たなくなってきます!

日常生活では痛みを感じることがほとんどなくなり、バリバリ活動できるようになってくると傷自体を気にかける時間も少なくなってきます。シャワーの際に「あ、そういえば傷あるんだった」と思うくらい、傷の違和感は無くなります。アトファイン貼り忘れたまま1日過ごすこともあるくらい。

触ったときのモリモリした感じもなくなり、皮膚の表面にホチキスくらいの傷がうっすらついているなぁ〜という程度まで回復。

退院1ヶ月後の写真がこちら↓↓↓

腹腔鏡手術 傷の様子

赤黒い色だった傷口が、ピンク色に代わり目立たなくなってきました。ボディーソープなどの刺激でしみそうな見た目ですが、まっっったく痛みなしです。

アトファインを貼っていれば擦れなどの刺激も気にならないので、術後1ヶ月で「ゆるゆるショーツ」ではなく、手術前に履いていたような普通のショーツを履けるようになりました。少しおへそが出るようなお洋服も、経過が良ければ着れると思います。

腹腔鏡手術 傷跡経過まとめ

今回は腹腔鏡手術の傷跡経過について写真付きでお伝えしました。

「傷跡どのくらいの大きさなのかな…」
「傷跡けっこう目立つのかな…」
「ビキニやヘソ出しの服は着にくくなるのかな…」

術前術後の見た目の変化は、私が一番不安だったことです。

気腹痛など腹腔鏡手術ならではの辛さもありますが、自分が体験したことをありのままお伝えして少しでも皆さんのご参考になればと思っています。

内容をまとめたいところではあるのですが、傷の経過に関しては手術の状況や術後の活動状況、肌質によって治り方が人それぞれ。ということで私が術後気をつけていたポイントを最後にご紹介しておきたいと思います♪

  • 必要以上に触らない
  • 術後シールは自然に剥がれるまで根気強く待つ
  • アトファインは忘れずに貼り続ける
  • アトファインはシャワーを当てながら優しく剥がす
  • おへそをほじりすぎない
  • カサブタを無理に取らない
  • 腹圧がかかる運動を避ける
  • 重いものを極力持たない
  • うつ伏せで寝ない
  • 傷口にゴムが当たるショーツを避ける

このようなことを意識して1ヶ月過ごした結果、炎症や化膿など一切なく綺麗に傷が治ってきてます。

同じような境遇にある方や、腹腔鏡手術を受けようか迷っている方が前向きに勇気を持って治療できることを願っています。

Twitterも更新していますのでチェックしてみてくださいね♪
次の投稿もお楽しみに!

1993年生まれのこじらせアラサー女子。 2022年12月に婦人科系疾患【子宮内膜症・卵巣嚢胞】と診断されたことがキッカケで治療記録のブログを始める。 元国際線CA / 現職は商品開発部 / 上級睡眠健康指導士 / 英語科教員免許あり