【腹腔鏡手術の傷跡ケア】 アトファイン SSサイズ使用体験談 (外観/使用感/サイズ)
腹腔鏡手術を受けたアラサー女子が子宮内膜症(チョコレート嚢胞)の治療生活の様子を赤裸々に語っていきます。今回は術後の傷跡ケア用品「 アトファイン SSサイズ 」を徹底レビューしていきます!
前編→商品・使い始めの様子について
後編→実際の傷の経過について
という2本立てで、アトファインについての感想・レビューをお伝えする予定なので後半もぜひ見てください♪
早速、さらっと私の状況をおさらい。
- 1993年生まれの29歳
- 独身(子なし、妊娠・出産経験なし)
- 生理痛と肌荒れがひどいため、2022年12月ピルをもらいに産婦人科へ。その際に、右卵巣が大きく腫れているのをエコーで発見
- 後日大きな病院で精密検査する
- 子宮内膜症が卵巣に転移した「卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)」と診断(嚢胞の直径は7.5cm)
- 2023.1/15〜1/19に入院
- 2023.1/16 腹腔鏡手術で嚢腫摘出
これまでの経緯や入院記録などは【子宮内膜症治療記録】としてこれまでも更新していますのでご興味ある方はぜひ読んでみて下さい!
これまでの経過はここからも飛べます↓↓↓
【子宮内膜症治療記録】
①体調不良と産婦人科受診のキッカケ編
②産婦人科受診編
③術前検査編(初めてのMRI検査)
④入院アイテム、心と体の準備編
⑤手術前説明編( 腹腔鏡手術 )
⑥締め付けレスの快適ショーツ作成編
これまでの入院の様子はこちら↓↓↓
⑦入院1日目( 腹腔鏡手術 の準備)
⑧入院2日目( 腹腔鏡手術 当日)
⑨入院3日目( 腹腔鏡手術 翌日)
⑩入院4日目( 腹腔鏡手術 2日後)
⑪入院5日目( 腹腔鏡手術 3日後)
退院後の記事はこちら↓↓↓
アトファイン について
アトファインとは?
アトファインとは、ニチバン株式会社が販売している手術後の傷跡ケアシリーズのこと。
手術直後に医師が貼り付ける医療用のテープから、退院後に私たち一般人が傷口をケアするためのテープまで豊富なラインナップが揃っている。
手術の傷が綺麗に直らない原因は大きく分けて3つ。
- 動いた際に皮膚が引っ張られる
- 衣類で擦れるなどの摩擦刺激を受ける
- 紫外線による刺激を受ける
アトファインはこれらの要因を防止することで手術後の傷跡を綺麗に治すテープ。今回の入院期間中、主治医の先生にオススメされたのはもちろん、過去に腹腔鏡手術を受けた方々も多く使っている傷テープです。
ちなみに、傷跡ケア用のアイテムはいくつかあるのですが、退院時に主治医からお勧めされたのは今回ご紹介する「アトファイン」と「レディケア」です。レディケアはシリコンタイプの商品で、洗って何度も使えるタイプですが、どうしても衛生面が心配で、、、(あくまで個人的な意見)今回はアトファインを使ってみることにしました。
レディケアもかなり評判がいい商品なので気になる方はチェックしてみてくださいね!
正しく傷口ケアしないとどうなるの?
術後の正しいタイミングでのケアを怠ってしまうと、傷口が綺麗に直らず「肥厚性瘢痕」や「ケロイド」といった炎症を起こし、本来の傷よりも目立つ外観になってしまうことがある。
「肥厚性瘢痕」や「ケロイド」は、皮膚科や形成外科などの医療機関で治療することも可能ですが、未然に防止するためにも不要な刺激を抑えておきたいもの。とはいえ、体質によって炎症を起こしやすいこともあるようなので「傷口が盛り上がってきたな…」など変化がある場合は病院を受診することをオススメします!
アトファイン のサイズ展開
アトファインのテープのサイズ展開は全部で5つ。
腹腔鏡手術の傷跡に適した小さなものから、開腹手術・帝王切開の傷跡に適した長方形のタイプまで色々なサイズが揃っているようです。
- アトファインSS (25mm×25mm)
→24枚入り ¥1,800
→直径1.5cm以下の傷跡向け
→腹腔鏡手術の傷跡にオススメ! - アトファインS (30mm×49mm)
→12枚入り ¥1,800
→直径1cm~4cmの傷跡向け - アトファインM(50mm×114mm)
→6枚入り ¥1,800
→4cm~10cmの傷跡向け - アトファインL(50mm×164mm)
→6枚入り ¥1,800
→10cm~15cmの傷跡向け - アトファインLL (60mm×214mm)
→4枚入り ¥1,800
→15cm~20cmの傷跡向け
今回は腹腔鏡手術の傷跡ケアということで、楽天市場でSSサイズを購入しました。
一般的な絆創膏 と アトファイン の違い
「普通の絆創膏でいいんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるはず。
ところが、一般的な絆創膏と傷跡ケアテープは求められる要素が全く異なります。
一般的な絆創膏は、傷口に直接貼り付けて使用する伸びやすい素材。傷口を守りつつも動かしやすく通気性が良いものが多い。
一方で、アトファインは「傷口周りの皮膚が伸びるのを防いで、刺激から守ること」を重要視しているので、まったく伸び縮みしない素材。そして長期間貼り続けられるように剥がれにくい設計になっているのだとか。
アトファインの詳細についてもっと知りたい方は、公式サイトをチェックしてみてください!
アトファイン公式サイト:https://atofine.jp/
アトファイン SSサイズレビュー
いよいよ届きました!
アトファイン SSサイズ!
早速レビューしていきたいと思います〜
商品の写真
届いた箱を開封していきます。
開けてみると個包装はこんな感じです!
テープが2枚ずつ包装された袋×12個、合計24枚のテープが入っています。
私はオヘソ以外に傷が3箇所あるので3枚ずつ包装だったら嬉しかっt……(心の声&ただのワガママ)
そして、さらに個包装の袋を開けてみるとこんな感じ。
このなみなみした形が、剥がれにくさのポイントらしい。SSサイズの大きさは500円玉と同じくらい。まんまるの形ではないので、傷口の長さやテープの形をみながらサイズを決めることをオススメします!
テープの素材はかなり薄く、布のような感じ。
正直なところ、本当にこれで傷口を保護できるのだろうかと思うくらい薄い。
剥がれにくい素材とは書いてあるものの、台紙から剥がすときは「強粘着!!」という感じではなかったです。スルッと剥がれる感じ。
匂いはないので、不快な要素などは特にないです。
アトファインSSサイズ使用感
では、いよいよ腹腔鏡手術の傷跡にアトファインを貼っていく。
ここで生じた疑問が一つ。
おへそにもアトファイン貼るべき?
こちら迷っていたところ、Twitterの先輩方が教えてくれました。
おへそに貼っても窪んでいるからすぐ剥がれてしまうし、おへそは乾燥させて早く瘡蓋にしたほうが良いとのことなので、私はおへその傷以外の3箇所に貼ることにしました。
私の場合、退院して1週間〜10日ほどで手術時に貼ったサージカルテープが自然に剥がれてきたので、そのタイミングで貼り替えました。
実際に貼り付けた場所の写真がこちら。
自然であまり目立たないし、何より貼っている感覚・違和感がゼロ。ものすごく快適で、貼っていることを忘れてしまうくらい。
なんとなく傷がある位置がわかるかな?
術後お腹をゴシゴシ洗えない&乾燥気味でカサカサしてますスミマセン!
貼り付けて1週間ほど過ごしてみたのですが、傷に当たらない位置にゴムがあるショーツ、ズボンなどを履いている限りには全く剥がれてきませんでした。貼ってから全く触らず放置していることもあり、端の部分から剥がれ始める、ということも私はなかったです。
寝返りを打ったりしゃがんだり、歩いたりといった軽い運動は毎日行い、シャワーも毎日浴びていましたが剥がれてくる気配なし。
シャワーで濡れた時にしみることもなかったです!
このくらいの丈のショーツを履くとおへそも下腹部の傷にも当たらず快適。
アトファインのレビュー前編まとめ
今回はアトファインが届いてから開封、貼り付けるところまでのレビューをご紹介しました。
簡単にですが箇条書きでまとめるとこんな感じ。
- アトファインは術後の傷ケアに特化した機能性があるテープ
- サイズ展開は全部で5つ
- 全サイズ¥1800で購入できるがサイズによって1箱あたりの枚数が異なる
- SSサイズの大きさは500円玉とほぼ同じ
- とても薄く、布のような素材
- 5〜7日ごとの貼り替えが理想
- 貼っている感覚はほとんどない
- 色は明るいベージュで目立ちにくい
- 匂いなし
- お風呂で滲みない
- 触らず放置してたら7日間は剥がれてこない
- おへそ以外の傷に貼りました
継続して使用してみて、傷口の経過は後編でレビューしていきます!
同じ手術を受ける方や、迷っている方の参考になれば幸いです。
次回の投稿もお楽しみに!
アイ
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