【 ピル管理アプリ 】おすすめ4選!(機能/通知/デザイン/使ってみた感想)
こんにちは〜。アイです。
今回は「 ピル管理アプリ 」についてのお話。
ご存知の方も多いと思いますが、ピルは飲み方が少し複雑です。毎日同じ時間に飲まないといけない、飲み忘れてしまったときの対処法は発覚のタイミングによって変わる、飲み始めの数ヶ月は副作用が出やすい、休薬期間があるタイプとないタイプがある・・・などなど他の薬にはない特徴がいくつかあります。
普段から「毎日同じ薬を決まった時間に飲む」という習慣がついていない私は、とにかく飲み忘れないようにするのが大変でした。
そこで今回ご紹介するのがピル管理アプリ。
ピルを服用開始した2月(1シート目)はとにかく副作用とのお付き合いで、心身ともに余裕がなかったので「とりあえず飲み忘れないようにー!」という気持ちで気を張って過ごしてました。3月(ピル2シート目)に入り、少しずつ薬に慣れてきたところでインストールできる限りたくさんのアプリをとにかくダウンロードしまくって試してみました。
ピル管理アプリの良し悪しを決める要素というのはたくさんあるので、今回は特に使いやすいと感じた4つのアプリをゆる〜くレビューしていきたいと思います。
レビューしてみるアプリは
① Pilll
② ルナルナ
③ near
④ お薬記録
レビュー項目は、
- 管理画面
- 薬剤登録
- デザイン
- 通知設定
って感じで解説していきたいと思いますー!最後のまとめでは、どんな人におすすめのアプリかをそれぞれ紹介していますのでぜひ最後まで読んでくださいね〜。
ピル管理アプリ 【Pilll】
このアプリの特徴を一言で表すと、シンプルでスタイリッシュなデザインと管理画面にまとまっている「外出先でもガシガシ使えるピル管理アプリ」です。
女性の体について記録管理するアプリってどうしても全体的にピンク色っぽいものが多いですよね。それはそれでイメージに合っていて良いと思うのですが、こちらはアイコンも管理画面も「女性の体調管理アプリを連想させないデザイン・カラー」になっています。お出かけ先などで服用記録したいときに気兼ねなくスマホ操作できるというメリットがあります。
その反面で、デメリットを挙げるとするならば、基本的な機能以外の追加機能はほとんど有料という点です。無料では受けられないサービスが結構あるので不便だなぁと感じることが多々ありました。なにかとプレミアムプランに誘導されてしまうので、お財布には優しくないかもしれません(笑)とはいえ、無料版でも最低限の機能はあるので、服用記録&通知だけなら無料でできます!
ちなみにプレミアムプランは¥480/月
年額プランだと¥3,600/年(¥300/月)
プレミアムプランに移行するとできること
・生理履歴の閲覧
・ピル服用履歴の閲覧
・服用通知文言のカスタマイズ
・ピルシート の自動追加
・Apple Watchからの服用記録
・広告の非表示
・生理周期、平均日数の閲覧
・クイックレコード
→通知を長押しするだけで服用を記録できる
「Pilll」の管理画面
管理画面はこんな感じ。かなりクールなデザイン。飲み終わったら日付の◯を押す、もしくは「飲んだ」ボタンをタッチすると、ネイビーの丸がチェックマークに変わります。白い丸の部分は休薬期間です。もちろん、生理期間も記録できるようになっています。
「Pilll」の薬剤登録
インストールしてまず最初に「何日間服用して、何日間休薬するタイプのピルなのか」を登録します。登録した後は薬剤や服薬日数を変更する機能がどこを探しても見当たらず・・・。FAQを探してみたところ、新しいピルシートを追加するタイミングでしか変更ができないと書いてありました。これは少し不便な点と言えるかもしれないです。
「Pilll」のデザイン
グレーとネイビーを基調としたシンプルな色合いで無駄な装飾が一切なくわかりやすいデザインです。アイコンも含め「女性の体調管理アプリ!」感がなく人目を気にせず使いやすいです。
「Pilll」の通知設定
通知は最大3つの時刻まで設定することができます。
私の場合は「22:30服用」と決めているので22:00、22:30、23:00と服用時刻の前後30分にも通知が来るように設定してました。
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ピル管理アプリ 【ルナルナ】
言わずと知れた女性の体調管理アプリ「ルナルナ」です。
実際のところ私はこれまで使用したことがなくて、どんなアプリなのだろう〜と興味津々でインストール。ひととおりアプリ内をいじりまくった結果、このアプリを一言で表すと「女性の体調管理をトータルサポートする総合アプリ」って感じです。ピル服用に限らず、生理日予測、細かい体調記録、不正出血の記録、基礎体温の記録、体重管理、コラムや基礎知識など幅広く女性をサポートする内容が充実しています。気分の上がり下がりなどメンタル面も記録できるので、自分の体調を徹底記録することで客観的に観察したい!という方にはぴったりだと思います。
一方で、「ピルを飲み忘れないようにだけできればよい」「とりあえず毎日通知してほしいだけなのよ〜」という方にとって管理画面が充実しすぎているかもしれません。一つのアプリでいろいろなことができてしまうので、逆にアプリを気使いこなすハードルが高い印象があります。
(私が機械音痴なだけ・・・?)
「ルナルナ」の管理画面
まるで、ピルシート をそのままスマホ画面に入れたかのようなわかりやすい管理画面です。(赤=服薬期間、青=休薬期間)今何の薬を飲んでいるのかもひと目で分かります。同じ薬でもジェネリックか、そうじゃないかによって名前いろいろあるので助かりますね。
記録できる項目がたくさんあるので、妊活などで普段より細かく健康状態をチェックしたいという方にぴったりのアプリだと思います。「ルナルナおくすり便」という、オンランピル処方アプリと連携しているのでこれひとつで処方から管理まで全部済ませたい!という方にはおすすめです。一括で管理できるのって嬉しいですよね。
「ルナルナ」の薬剤登録
ルナルナには3つのモードがあります。
①一般(ピル)ステージ
②妊娠希望ステージ
③妊娠中ステージ
この中からまずは一つ選び、選んだモードに応じて管理画面も変わるというシステムになってます。ピルの服用管理は一般ステージでしかできないようなので、今回は一般ステージを選びました。
薬剤に関しては詳細の薬剤名だけでなく、合わせて吐き気止めが処方されているか、受診方法(対面かオンラインか)、処方方法、受診医療機関名、受診日などものすごーく細かく設定します。ズボラ女子の私はこの時点で「毎回これ登録するのか…」と若干気が遠くなっておりました。
「ルナルナ」のデザイン
女性の体調管理アプリの先駆的存在ということもあって、王道なピンク基調のデザインですごく可愛いです。締め色がダークネイビーで良いアクセントになっていて、パステル調ではあるものの、ボヤッとした印象もなく使いやすい感じ。
「ルナルナ」の通知設定
ルナルナの通知は、とにかく至れり尽くせり。
・服薬時間に通知
(しかも通知メッセージをカスタムできる)
・服薬忘れ通知
・医療機関受診前日通知
・次のピルシート準備通知
もちろん全てオンオフを切り替えることができます。通知を最大3回まで設定できる「Pilll」とは違って、ルナルナは1回のみ。通知を見逃さないように気をつけないといけないですね。
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ピル管理アプリ 【near】
3つ目に紹介するのは「near」というアプリなのですが、こちらは一言で言うなら「使いやすさと分かりやすさを追求したシンプル服薬アプリ」です。ルナルナと比較してみると、アプリで行ったり来たりするページ数がかーなーり少ないです。最低限の情報だけを、最低限のページにまとめた感じです。
とにかく通知だけしてくれればOK!という方にはおすすめのアプリです。しかしその一方で、体調を細かく記録して管理したい…という方にはちょっと機能が不足しているように感じるアプリかも。個人的にはシンプルで、ページが軽いのでサクサク操作できるうえに使いやすくて好きです。
「near」の管理画面
すごーくシンプルですよね。ピンクのアイコンはカレンダー、水色アイコンは診療記録、黄色は各種設定の画面に進むボタンです。今日の日付と、服用何日目なのかが大きく表示されていてわかりやすいです。ピル番号か、「今日のお薬を飲む」ボタンをタッチして服用を記録します。
「今日の記録をつける」ボタンを押すと、服薬 / SEX / 出血量 /生理痛 / PMS を簡単にワンタッチで記録することができます。ただ、生理痛やPMSは有無を記録するだけで、痛みや症状の度合いまでは記録できないのでサラッと記録するくらいのイメージです。
「near」の薬剤登録
フリウェル、ファボワールなど具体的な薬剤名は登録せず、①飲み始める日、②偽薬(プラセボ)の有無 だけを登録します。他のアプリに比べるとかなり単純であっさりしてます。
「near」のデザイン
シンプルなデザインで、ライトモードとダークモードを選ぶことができます。先ほどの画面がライトモードです。
こちらがダークモード↓↓↓
「near」の通知設定
通知はもちろん可能ですが、このアプリは目覚ましのようにスヌーズ機能がついています。服用記録がつくまでスヌーズ通知してくれるのは非常に助かります!
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ピル管理アプリ 【お薬記録】
最後にご紹介するのは「お薬記録」というアプリ。なんともストレートなネーミングですが、個人的にはかなり使いやすいと感じたアプリです。このアプリを一言で表すなら、「ピル以外のお薬も服用管理できちゃう多機能優秀アプリ」です。
他のアプリに比べてすごいと思う点は
・複数のお薬の服用管理ができる
・薬の在庫数も登録・管理できる
・通知のスヌーズ機能あり
・ユーザー追加することで家族など自分以外のメンバーの服薬も一緒に記録できる
・管理画面の色をカスタム可能
・カレンダーの表示方法も好きなデザインを選べる
・服用カレンダーをPDF化できる
・アプリアイコンの色も変更可能
なんだか、痒いところに手が届くアプリだな〜と思います。ユーザー体験のほとんどを自分の心地よい表示やカラーにカスタムできるので、最初に細かく設定してしまえばノーストレスで使い続けることができるはず。
「お薬記録」の管理画面
管理画面はこんな感じ。ここでは、テーマカラーをグリーンに設定してみました。
服用済みのところは赤く、まだ服用していない薬はグレーで表示されています。吹き出しボタンでは、簡単なメモで体調記録をつけられます。
服用カレンダーをPDF化できるのも嬉しいポイントです。印刷して薬の近くに貼っておくことでアナログで記録もできるので便利ですね。PDFはこんな感じで自動作成されます。(ここでは、わかりやすくお見せするために1日おきに漢方薬を飲むという設定を追加してみました)
「お薬記録」の薬剤登録
名前 / 服用時間 / 服用量(錠数)/ 服用頻度 / 在庫数 / 服用期間 などを細かく設定できます。1日に2回服用する薬や、1日おきに服用する薬などにも幅広く対応できます。
・お子様が薬を服用している
・介護のために服用を記録したい
このような場合も「ユーザー追加」でメンバーごとの服用管理ができちゃいます。家族の薬を一括管理して、印刷して使うこともできますね。
「お薬記録」のデザイン
テーマカラーは5色から選ぶことが出来るうえに、ライトモードとダークモードを選択できます。テーマカラーを変更すると、アプリのアイコンも色が変わります。
「お薬記録」の通知設定
通知はお薬の種類ごとに設定することができます。ありがたいことにスヌーズ機能もついていて、何分感覚でスヌーズ通知するかについてもカスタムできます。そしてなんと、「通知の際に薬剤名を表示するかどうか」も自由に設定できます。飲んでいる薬の名前が急に画面に出てきたら嫌だな…という場合は非表示することが可能です。
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ピル管理アプリ レビューまとめ
今回は私が実際に使用してみたピル管理アプリを4つご紹介しました!
簡単にですが、機能やデザイン面からそれぞれのアプリがどんな人におすすめかまとめてみましたので、管理アプリをインストール検討している方は参考にしてみてください。
- 外出先でもガシガシ使いたい人
- クールなデザインが好きな人
- 通知が1回だけだと不安な人
- 服用と生理の記録だけしたい人
- 服用だけでなく体調管理もしたい人
- オンライン処方も気になっている人
- 妊活や妊娠中の記録もしたい人
- 日記のように細かく体調記録したい人
- サクサク動く軽いアプリを使いたい人
- 簡単操作で使えるアプリを求めている人
- 基本的な服用記録ができれば良い人
- ピル以外の薬も日常的に飲んでいる人
- 複数のお薬の服用管理したい人
- 簡単なメモで体調を記録したい人
- 管理画面を好きな色にカスタムしたい人
- PDF化してアナログでも記録したい人
皆さんの使っているおすすめアプリがあればぜひぜひ教えてください!
個人的には最後にご紹介した「お薬記録」が一番好きです。
シンプルながらもありがたい機能がたくさんついています。今後はお薬記録を使ってピルの服用を頑張っていきたいと思います!
子宮内膜症治療の詳しい様子については、【子宮内膜症治療記録】と題してまとめています。
入院や手術の様子についてもコツコツ記録中。
これまでの記事をチェック↓↓↓
【子宮内膜症治療記録】
①体調不良と産婦人科受診のキッカケ編
②産婦人科受診編
③術前検査編(初めてのMRI検査)
④入院アイテム、心と体の準備編
⑤手術前説明編( 腹腔鏡手術 )
⑥締め付けレスの快適ショーツ作成編
入院生活の様子はこちら↓↓↓
⑦入院1日目( 腹腔鏡手術 の準備)
⑧入院2日目( 腹腔鏡手術 当日)
⑨入院3日目( 腹腔鏡手術 翌日)
⑩入院4日目( 腹腔鏡手術 2日後)
⑪入院5日目( 腹腔鏡手術 3日後)
退院後の記事はこちら↓↓↓
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腹腔鏡手術後の傷跡経過(写真付き)
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